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<目標達成のパワーになる言葉>

【私の好きな言葉シリーズ第73号】<目標達成にパワーを与えてくれる言葉>

「息を吸って吐くように目標達成できる本」和田裕美著 ポプラ社
(■本からの引用 ○私の意見)


■その人に追いつくためには、その人以上に働くしかありません。
 最初から100キロ先を歩いている人に追いつくには、その人が休んでいる間
も歩いて、ちょっとずつでも差を縮めるしかないんですから。
 「人より劣るなら、人より多く頑張ればいいだけ。だったら自分の時間を仕事
に捧げてとにかく人より多く働いてみよう!」私はそう思ったのです。

○ウサギとカメの競争では見ていた目標の差が勝敗を分けたという見方があり
ます。すなわちウサギはカメばかり見ていたのに対してカメはしっかりとゴールを
見ていたのです。


■目の前になんかやって来たらとりあえず、「好き」とか「嫌い」とか「自信がない」
とか言ってないで、「やってみます」と言ってみるのが成長の一番の近道だと思い
ます。

○目の前にやってきた何かは「チャンス」なのです。成長のチャンスが与えられる
のにしり込みする理由はありません。


■人の意見は時に、あてにならないときがあります。
 成功しても失敗しても、自分の人生です。成功したら、自分で幸せを味わうことが
できます。失敗しても、自分でその責任をとるのです。

○自己責任ということでしょうか。成功しても失敗しても他人や環境のせいにはでき
ません。


■私たちは魔法使いではないので、起きてしまった物事を変えることはできません。
 いったん起きてしまったら、「なかったことにしてください」というわけにはいかないの
です。けれど、「考え方」は自分で選ぶことができます。
 悲しいことがあっても、その経験が自分の成長のための「学び」であると考えれば、
そこには小さいことかもしれませんが「よかった」があるのです。

○対人関係においても虫の好かない人、どうしても嫌な人は誰でもいると思います。
聖人君子ではない以上、「右の頬をぶたれたら左を」というわけにはいきませんし、
嫌な相手を変えることもできませんが、自分の考え方を変えて「あんな人にだけはな
らないでおこう」「ああいうことだけは決して言うまい」という反面教師にはできます。
 すなわち会う人すべてから何かしら学ぶことはあるのです。


■決断するときに襲ってくるのが、二つの恐怖です。「未知の恐怖」と「損失の恐怖」

○どんなことでも最初にやるのは勇気がいることですが、それに先人がチャレンジし
てきたからこそ、今の便利な生活を享受できるのです。失うものはもちろんあるかも
わかりませんが、命まで取られることはないし、もともと生まれてきたときは裸と開き
直ればさして恐怖は感じないのではないでしょうか。


■やりたいことや夢があったら、何からするかをまず決めてください。今日、今から
できることです。
 「今は忙しい」とか「お金がない」とか言わないで、とにかく最初の一歩を踏み出し
てください。

○これに関しては日々、反省の日々です。季節の家電品の片づけや衣類の入れ替
えにしても、「今日は雨だから」、「ちょっと疲れているから」「来週でもいい」とか自分
に都合のいい言い訳を並べて面倒くさいことを先延ばしにしています。
 最大静止摩擦力の強さを感じることが多いですが、一旦、やり出すと案外速くでき
るものです。


■私は、相手が本当に欲しい言葉を言ってあげられる人になりたいです。そんな人
がいたら、周りの人は幸せです。
 周りの人を幸せにできるようになると、自分が同じように不安になったときだれかが
背中を押してくれます。

○重大な決断をするとき、人は誰もが不安になるので、信頼できる周りの人に相談
することが多いと思います。いくら相談しても最後に決めるのは本人ですが、相談を
受けた方としては何とか背中を押す言葉を贈りたいものです。


■思いやりにも3段階あるんです。それを、私は「思いやりの松竹梅」と呼んでいます。
 まず「梅」は、「自分のしてほしくないことを相手にしないようにする」です。
 次の「竹」は、「自分がしてほしいことを相手にする。
 最高級の「松」は、「相手がしてほしいことに気がついてそれをできる」こと。

○サービスにも段階があります。

1 期待を裏切るサービス・・・クレームの元になり、二度と利用されないどころか悪い
                 評判を広められることになります。
2 期待に応えるサービス・・・必要条件は満たしていますが、差別化にはつながりま
                 せん。
3 期待を上回るサービス・・・必要条件を満たし、十分条件もクリアして合格点です。

 しかし、目指すところは、期待をはるかに超える伝説のサービスです。例を挙げれば
ノードストロームやリッツカールトンといったレベルでしょうか。ここまでいけばファンが
ファンを呼びます。

 私が目指すのは「脱お役所仕事」を成し遂げる「伝説の自治体職員」です。


■中国には「五香の儀式」というものがあって、生まれたばかりの赤ちゃんに「酢」「塩」
「苦い薬」「トゲのあるカギカズラ」「砂糖」の順になめさせるのだそうです。これからの
人生は「酸っぱくて」「塩からくて」「苦くて」「痛い」ものだけれど、そのあとには「甘い」も
のもあると教えるのだそうです。

○人間に痛みを強いるばかりでは力を発揮しません。今、この痛みに耐えれば、これか
ら3倍幸せになるという明るい未来を示してこそ、モチベーションが上がるのです。
 そういう意味で、日産がV字回復を果たしたとき、あの世界のトヨタさえ自動車労連の
横並びでベースアップを見送ったとき、一社であっても社員の労に報いたカルロス・ゴー
ンは本物のリーダーだと私は思います。


■インプットした情報は、同じ量をアウトプットして初めて自分の中に定着するのです。
大事にしまい込んでいても、体は覚えてくれません。外に出して使って初めて完成する
ようです。

○フィードバックによる「結合改善」、「高位平準化」の効果のことです。自分の蓄積した
ものを持っているだけではすぐに陳腐化しますが、それをタイムリーに共有することで進
化させ、模倣からオリジナルに発展させることができるのではないでしょうか。


■空気は目に見えません。空気がなければ、私たちは生きることができないのに、普
段それを意識することはありません。
 私たちの周りには、空気のように大切なのに目に見えないものがたくさんあります。
大切だと気がつかないことが、たくさんあります。

○水と空気と安全はタダという神話は崩れています。同じように効率ばかり追い求めて
職場の親睦的な行事を廃止した結果、不機嫌な職場や壊れる職場が出てきています。
 それを防ぐにはコミュニケーションが大事です。
 それには、What do you say after Hello?つまり、朝、職場へ出勤したとき、一人ひと
りに「おはよう」の後、なんていうかという情報を持っておく必要があるのです。このこと
が「あなたを歯車ではなく生身の人間として大切に思っているよ」というメッセージになる
のです。
 


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